ミネ住建の家づくりには、「本当に長持ちする家づくり」の秘密がいくつかあります。
今回は、その中から、写真の6つの秘密をご紹介します。
長持ちする家づくりの秘密① ピン工法
日本は地震の多い国です。その他にも毎年台風に見舞われるなど、家を建てるなら災害に強いことが求められます。
建物の構造体を接合部するために⽤いる仕⼝やほぞを最⼩限に抑えて、ドリフトピンという専⽤⾦物を使⽤して接合する⼯法となっています。ピン⼯法を利⽤することにより、断⾯での⽋損が少なくなり、従来の在来軸組⼯法よりも強度の⾼い耐震性に優れた家を建てられます。ピン接合により建物の歪みが少なく品質が安定することも特徴の⼀つです。建物の強度を上げながら、⾦物の露出が少ないことにより美しい仕上げが実現します。
長持ちする家づくりの秘密② 丸座金付ボルト
柱と横架材の接合の際、ホールダウン金物とセットで使用します。
阪神・淡路大震災の教訓から定められた「ホールダウン金物取り付け」。
地震力で家の柱が抜けてしまわないように「ホールダウン金物」が柱を守ります。
長持ちする家づくりの秘密③ コーナーハンチ
「コーナーハンチ」とは、基礎の隅のコーナー部分を斜めに切っているものです。
建物には、台風や地震によって「ねじれ」の力がかかりますが、この「ねじれ」を受け止めるのは、主に基礎の部分です。
特に強い負荷がかかるのは「基礎の角」の部分ですから、コーナーハンチをつくって基礎の剛性を高めると、耐震性がアップするということになります。
長持ちする家づくりの秘密④ ベースプレート(通気断熱WB工法)
WB工法では通常使われる基礎パッキンの代わりに暑さ3mmの「ベースプレート」を使います。
基礎の湿気を土台に伝えないため重要なポイント!
コンクリートは湿気を吸う性質で含水率の高い素材です。ベースプレートを取り付けることで、土台が基礎の湿気の影響を受けないので乾燥し、白蟻対策にも一役担っています。
長持ちする家づくりの秘密⑤ 基礎シーラー(通気断熱WB工法)
外気の浸入を防いで気密性アップ。床下から壁内への通気がスムーズに流れる仕組みを支えています。
長持ちする家づくりの秘密⑥ バリアヘルス(通気断熱WB工法)
バリアヘルスは、壁の中に起こる、コールドドラフト(*)と上昇気流を止める大切な制御装置です。
床下の空気がバリアヘルスのスライド部分から入り、壁の中へ流れます。
内蔵されている形状記憶合金が、ベースプレートの隙間から入った外気を感知し、開閉します。
*コールドドラフトとは...暖房器具によって温められた部屋の空気が、冷たい窓ガラスによって冷やされ床面に下降することにより、室内の上部と下部とに大きな温度差が生まれる現象です。空気は温度によって重さが変化し、エアコンなどで温められた空気は軽くなって自然に上昇し、冷えると下降してきます。